- ファイナンシャルプランナー2級の取り方
- TOEICで高得点を取る方法
- MOS資格の取り方
面説の時に「留年を挽回出来るぐらい頑張りました!」と言っても信用されないだろうな。
そう思った事はありませんか。
どんな留年生活を過ごしたかは本人にしか分かりません。
留年から得たもの。
これからどうしていきたいか。
それを語る際に、説得力を持つのが資格です。
何故なら、勉強して手に入れた確かな証拠だから。
一概に資格と言っても、就職したい業種によっておすすめの資格は違います。
業界が決まっているなら、その業界で使う資格を取得すれば良いです。
僕はIT業界に進んだので、基本情報技術者試験がそれにあたります。

僕の簡単なプロフィールです。
- 1留時に3社に応募し、2社内定
- 2留が確定して内定破棄
- 2留状態の就活で30社に応募し、有名IT企業に内定
- 3年(27歳)で係長に昇進
- 6年(30歳)で課長代行に昇進
- 独立して給食会社を設立(3つの高校で食堂運営)
- 会社を譲ってITコンサルになる
IT系でコスパが良い資格については、以下記事で詳しくご紹介しています。
僕は前職で管理職をしていたので、評価される資格とその理由も分かりました。
もし今あなたが、何の資格に挑戦するか迷っているなら、お手伝いできます。
数ある資格の中で、どの業界を目指すとしても取って損のない資格を厳選しました。
- ファイナンシャルプランナー2級
- TOEIC
- マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)
留年生におすすめの資格①:ファイナンシャルプランナー2級

金融・保険・不動産の知識を包括的に網羅した資格がファイナンシャルプランナーです。
上記の業界に進むなら、特に有利な資格と言えます。
ファイナンシャルプランナー2級の試験を受けるには、まず3級の試験に合格する必要があります。
試験範囲は3級と2級で変わりません。
3級試験で浅く広く扱った知識を、2級試験で深堀りするイメージです。
そのため、まずは3級試験をしっかりと勉強しましょう。
3級試験で基礎をどれだけ頭にインプットしたかで、2級試験の難易度が変わります。
ちなみに3級試験は全60問中、半分が〇×問題、残り半分が3択問題のため、合格は容易です。
合格率も例年70%前後で推移しています。
ただし、2級試験は合格率が40%です。

僕の勉強時間は3級試験が3日、2級試験は1週間でした。
ただしこの日数は、ほぼ寝ずに勉強した実績です。
まず、参考にできない数字なので、当てにしないでください。
当時は事情があったので、命賭けで誰よりも勉強した結果です。
勉強のしすぎで人は本当に鼻血を出すし、知恵熱も出ると知りました。
試験前日は「1時間30分勉強して15分寝る」を朝までぶっ通しでやりました。
試験翌日に気絶したことを今でも覚えています。
僕と同じ気合で臨むなら、なんとか上記日数でも合格出来るギリギリのラインです。

ちゃんと余裕を持って勉強した方が、はるかに楽です…。
ファイナンシャルプランナーの参考書は、初見だと内容がかなり頭に入ってき辛いです。
一度覚えてしまえば簡単な内容なので、参考書を一周するまでに心が折れないか。
そこが一つの分かれ目でした。
ファイナンシャルプランナーは経理や税制の基礎など、法人なら確実に関わる範囲の試験です。
この分野の知識があることは、面接でアピール出来ますよ。
源泉徴収で使える税控除や住宅控除など、実生活で使える知識が多いのも魅力です。
留年生におすすめの資格 ②:TOEIC

英語力を見るのに、指標に使われるのがTOEICです。
ただし、受験者数が多いので、差別化しづらい資格でもあります。
短期就活対策としては、労力に対するリターンが低いかな、と考えています。
それでも外せない資格の一つ。
差別化しづらいだけで、就職活動より就職後に活きる資格です。
就職活動を有利に運ぶなら、700点以上は欲しいところ。
リスニングパートとリーディングパートに分かれているので、前半のリスニングパートに重点を置けば、点数を伸ばしやすいです。
リスニングは、移動時間などにyoutubeで海外ニュースやバラエティを聞き流すだけで、聞き取りが楽になります。
単語の意味は分からなくとも、耳が慣れて音節が聞き取れるようになります。
合否ではなく、点数という結果が出るので、受験するだけで履歴書に書けるのも強みです。
英語の勉強方法は色々ありますが、僕は実際に海外に身を置くのが一番の上達法だと感じました。
社会人になって海外研修に行った際に、英語ができないと話にならない状況でした。
そのため英語に対する集中力が、爆発的に変わりました。
英語の習得方法には『留年生が英語で就活逆転!?具体的な実践方法3選!』で詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
英語力を評価に繋げたいなら、TOEICは挑戦する価値のある資格です。
TOEICは対策力で点数を上げられるので、ひたすら過去問を解けば、結果は付いてきますよ。
僕が受験した時は、「公式TOEIC Listening & Rwirting問題集」を何度も解きました。

文法、単語、長文読解など参考書が分かれているので、試験代より書籍代が高く付きます。
問題の傾向は大きく変わらないので、中古で探した方が安く済みます。
受験者が多い資格なので、古本屋に行けば何冊か見つかりますよ。
また、確実に高得点を取りたいならTOEIC専門の対策スクールもおすすめです。
実力に合わせてコースを細分化してくれているスクールにEnglish schoolがあります。
マンツーマンやグループレッスンなど、自分に合ったコースを選べる上に、無料体験があるので、一度試してみてはいかがでしょう。
留年生におすすめの資格 ③:MOS

Excel、Word、PowerPointといったMicroSoft製品に関するスキルを証明するのがMOS資格です。
今ではPCを使わない業種はありません。
MicroSoft製品の使い方は、新人研修でも取り入れられるほど実務と結びついています。
Excel関数を使いこなし、PowerPoint、Wordでショートカットを使って資料を作る。
その方法を知っているだけで、業務効率に天地の差が出ます。
就職後のスタートダッシュを考えると、ぜひ取得しておきたい資格です。
ただし、あなたがIT業界を志望しているなら、MOS資格をアピールしてもあまり響きません。
何故なら、IT業界ではMicroSoft製品は使えることは当たり前だからです。
※全員が最初から使えるのではなく、業界柄すぐに使えるようになるからです。
MOS資格に関しては、取得したこと自体より、そのスキルをどう活かしたいかをアピールしましょう。
PowerPointを使って顧客に視覚的にアプローチをかける。
Excelの半自動化で業務効率を上げてミスを無くす。
そういった実務ベースの切り口が良いです。
特に実用性の高いExcel試験と、余裕があればPower Point試験の受験をおすすめします。
最後に
今回はファイナンシャルプランナー、TOEIC、MOSをご紹介しました。
資格を取ることはゴールではありません。
「何故その資格を取ろうと思ったか」
「その資格をどう役立てたいか」
そこまで話を練って、初めて面接官に響きます。
資格を履歴書に書けば、放っておいても面接官から質問が来るでしょう。
あえて自分からアピールせず、聞かれた時に満点の回答をすると、より効果的ですよ。
間違っても、自己PRで資格だけをアピールしないでくださいね。

学生生活で一番頑張ったことは資格取得です!
という学生を客観的に見れば、その理由は分かるかと思います。
「資格コレクター」
…良い響きではありませんよね。
面接ではやはり、人間性をアピールすべきです。

あなたの努力が実を結ぶことを願っています。
留年海岸では、留年生の就活に役立つ情報も発信しています。
たとえば以下記事では、留年生に向いているスカウト型の就活サイトを紹介しています。
どの就活サイトを使うか迷った際の参考にしてください。
また、留年生向けの就活支援エージェントについても、以下記事でまとめています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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