留年後の就活でも関門突破!?グループディスカッションの秘訣!

留年後の就活でも関門突破!?グループディスカッションの秘訣!

グループディスカッションの審査基準って何なの。

そう思った事はありませんか。

僕は以前、運良く大手企業勤めをしていたので、人事部から聞いた話や、起業して社長をしていた経験も踏まえて、「こんな学生なら選びたい!」というコツをお伝えします。

たかはし
たかはし

僕の簡単なプロフィールです。

  1. 1留時に3社に応募し、2社内定
  2. 2留が確定して内定破棄
  3. 2留状態の就活で30社に応募し、有名IT企業に内定
  4. 3年(27歳)で係長に昇進
  5. 6年(30歳)で課長代行に昇進
  6. 独立して給食会社を設立(3つの高校で食堂運営)
  7. 会社を譲ってITコンサルになる

本題の前に、まずは留年生の皆さんに朗報です。

グループディスカッションにおいては、現役生と留年生で扱いの差はないと思って大丈夫です。

僕も2留時代に8社のグループディスカッションを受けましたが、一度も落ちたことがありません。

知るだけで無駄な落選が無くなる。グループディスカッション突破のコツをお伝えします。

この記事で分かる事
  • そもそもグループディスカッションって?
  • グループディスカッションの役割と動き方
  • クラッシャーの扱い方
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就職活動におけるグループディスカッションとは

グループディスカッションでは、まず始めに学生が5人前後のグループに分けられます。

その後、採用担当者よりテーマを与えられ、それぞれのグループで議論をする、という選考形式。

最後にグループ毎に出した結論を発表するのが一般的な選考の流れです。

面接との大きな違いは、面接官との質疑応用ではなく、テーマについての議論を通して採用担当者にアピールする必要がある点です。

ここで大事なのは、議論の内容ではなく、チームで議論する姿勢を評価される点です。

しかし、アピールしたい一心で自分だけが発言を続け、他の学生に喋る余地を与えないような行為、通称クラッシャー行為は完全にNGです。

何故なら、グループディスカッションで見られているのは主に以下の部分だからです。

  • 協調性があり、グループ全体で一つのゴールに向かえているか
  • 積極的に議論に参加し、意見を交わしているか
  • 話が論理的で伝わり易くまとまっているか
  • 自分の役割をまっとうしているか
  • リーダーシップが取れているか

この最後の項目である「リーダーシップが取れているか」。これがやっかいです。

チームでまとまる必要があるにも拘らず、クラッシャーが生まれる所以です。

リーダーシップ = 一番発言が多く、自分の意見を通し、チームをゴールに引っ張る。

こういう勘違いをしたお化けがクラッシャーとなり、議論の方向をめちゃくちゃにします。

同じチーム内にクラッシャーがいた時は注意してください。

普通に対応すると、入れ込んだ競争馬のように全くコントロールが効きません。

そんなクラッシャーに対して僕がどう対策を取ったかか。記事の最後に記載しますね。

この記事で分かる事
  • グループディスカッションの役割毎の動き方
  • クラッシャーの対処法

グループディスカッションにおける「役割」と動き方

グループディスカッション

グループディスカッションは複数人で議論が行われるので、必然的に役割が生まれます。

  • 議長(リーダー)
  • 書記
  • タイムキーパー
  • 役割なし

誰がどの役割をするかは、議論の最初に決めておくと良いでしょう。

議長は言わずもがなリーダーシップを発揮しやすい役割ですが、その立ち回りが苦手なら無理して立候補する必要はありません。

企業側から見ても、リーダータイプだけが欲しいわけではないし、現時点のリーダー能力が就職後のリーダー能力に直結しないからです。

大切なのは、自分の役割をきちんと認識して、チームとして動けるかどうかです。

議長の役割は?

議長(リーダー)は、議論の方向をゴールに導く役割。

時間の限られたグループディスカッションにおいては、自分で引っ張るというより、交通整理をしてゴールに誘導していくイメージです。

発言の少ない人がいたら、「~さんはどう思いますか?」と意見を促したり、「こういう意見が多いので、この方向で進めますか」といった進行役に徹すると良いかと思います。

周りが緊張して意見が出なそうであれば、自分から意見を発して、その発言に対してまた周りの意見を促す、といったように、あくまでチームを活性化させ、最後に結論をまとめるようにしましょう。

議長はそのまま議論後の発表者になる事が多いので、議論さえ円滑に進行していれば、自分のアピールはそこだけで十分です。

書記の役割って?

書記の役割は文字通り議論のメモを取り、状況を整理してく役割。

ただし、書記だからといって書くことに夢中になって全く発言がないのはNGです。

採用担当者から見ても、判断材料がなくなってしまうので。

もしこういったグループディスカッションが苦手な方でしたら、この書記に立候補して、

「先ほど、Aさんが言っていた~という意見が私はすごくいいなと思ったのですが」

「~という意見が多いですね」

と、人の意見に全乗っかりして、議論を整理してあげると、存外選考を通り易かったりします。

タイムキーパーの役割とは?

文字通り、時間を管理する役割。

例えば10分間の議論だとすれば、以下のように時間を割り振ります。

最初の5分でそれぞれの意見出し。

次の3分で意見をしぼってまとめていく。

最後の2分でチームの意見をブラッシュアップする。

上記の5分、8分、のタイミングで時間を教えて進行してあげるだけです。

その他の時間は、他の参加者と同じく議論に参加していて大丈夫です。

そんなに負担にならない役割なので、合格率を1%でも上げたくて他の役割はちょっと、という場合には立候補すると良いと思います。

役割がない人はどうする?

役割がないだけで議論にはもちろん参加しますので、どの役割にも共通する注意点をいくつか記載しておきます。

  • 積極的に議論に参加する。面接において、引っ込み思案でいいことはないです。
  • 反対意見を言う時は相手を尊重する。論破はダメです。あくまで議論なので。
  • 皆で立ち上がって話し合う、などは結構積極的な態度に見せれるので有効でした。議論中の姿勢が悪いなどのマイナス行為については、当たり前なので割愛します。
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まとめ

グループディスカッションでは、とにかくチームとしてまとまることが大切です。

良いチームであれば、そこから多くの学生が次の選考に進み、逆に悪いチームからは多くの学生が落とされる、という傾向があります。

僕は次選考の面接でよく同じチームの人と会っていました。

そのため、チーム全員で合格する意識で、それぞれの良さを引き出しながら議論を進めれば、結果はおのずとついてきます。

また、こういったグループディスカッションが苦手でも、今の時代は就活支援サービスが揃っています 。

面接突破や内定取得に悩んでいるなら、エージェントに相談して全面的にサポートしてもらうのも一つの手ですよ。

留年生におすすめの就活支援エージェントについては以下記事をご覧ください。

おまけ。クラッシャーの対応方法。

冒頭で記載した、議論ならびにチームを壊滅させるクラッシャーについてです。

このタイプは人の話を全く聞かないので、コントロールしようとしたり、反発すると逆効果です。

そこで僕が取った対策は、クラッシャーの意見を主軸にして、そこに皆の意見を付け加えて軌道修正していく方法です。

例えば、「デモ隊を止めるにはどうしたらいいか」、といったテーマに対して、

クラッシャーから、「電車を突っ込ませよう!」という蒸気を逸した意見が出たとします。

面白い意見ですね。確かに電車はインパクトあります。電車を使ったらもっと色々なアイディアも出そうですね。

こんな感じで、メインのフレーズだけ残して軌道修正し、最終的に

「電車の広告やラッピング電車などで客観的に見たデモ隊像がいかにイメージが悪いかを浸透させる」

とかなんとか、そんなところに落とします。

インパクトのある結論にもなりますので。

もう一つの方法は、いっそクラッシャーを議長にしてしまうパターンです。

人は役割を与えてあげると、その役割をこなそうとします。

下手に放置するよりは、大人しくなることがあります。

以上がグループディスカッションの対策になります。

皆様の就職活動が順調に進むことを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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