- 大学は何年まで在籍できるの?
- 全国で留年する学生の割合は?
人生に一度や二度のミスはつきもの。
そうは言っても、留年の衝撃は生易しいものではありませんよね。
もし今、あなたが留年してしまっているなら、こんなことが気になっていませんか。
そこで今回は、2回の留年で大学6年生を経験した僕が、上記の疑問にお答えします。

僕の簡単なプロフィールです。
- 1留時に3社に応募し、2社内定
- 2留が確定して内定破棄
- 2留状態の就活で30社に応募し、有名IT企業に内定
- 3年(27歳)で係長に昇進
- 6年(30歳)で課長代行に昇進
- 独立して給食会社を設立(3つの高校で食堂運営)
- 会社を譲ってITコンサルになる
この記事では、文部科学省の統計データを元に、全国の留年生の実態をお伝えします。
あなたは決して一人じゃありませんよ。
- 大学は何年まで在籍できるか
- 全国の留年割合
- 留年の体験談
留年すると大学は何年まで在籍できる?

一般的に、大学に在籍できる期間は、現役の4年間に加えて4年まで。

つまり、大学8年生までは在籍できます。
この4年は、留年と休学を合わせた年数です。
休学を一切していなければ、留年は4回まで許されます。
では大学に8年間通って単位が取り切れない場合は、どうなるでしょう。
答えは除籍処分。

……強制的に退学です。
そうならないためにも、留年を繰り返さずに全力で勉強しましょう。
ちなみに医学部や薬学部といった6年制の大学では、在籍できるのは追加で6年まで。
短期大学の場合は、2年制なら大学4年まで、3年制なら大学6年まで在籍できます。
単純に通常の在籍年数の2倍が上限と考えてください。

ただし、大学によっては学年毎に留年の上限が定められています。
たとえば以下のような条件です。
留年の条件自体も、履修単位とは別にTOEC600点以上が必要な大学もあります。
自分の大学の留年条件については、「履修の手引き」や学生課で確認しておきましょう。
留年している大学生の割合は?

全国では、どれくらいの割合で学生が留年しているのでしょう。
文部科学省の調査データを元に、大学生の留年割合を調べました。
中退者もいるので正確な数字ではありませんが、大学4年で留年する割合は18.4%。
実は、大学生の6人に1人が留年しています。

以下は、在学年数毎の卒業人数をまとめたデータです。
在籍年数 | 入学した人数 | 卒業した人数 | 卒業した割合 |
大学4年 | 584,143 人 | 476,621 人 | 81.6% |
大学5年 | 42,083 人 | 7.1% | |
大学6年 | 8,659 人 | 1.5% | |
大学7年 | 2,336 人 | 0.4% | |
大学8年 | 1,168 人 | 0.2% | |
除籍または中退 | 53,741 人 | – |
データを見て驚いたのが、大学生のうち約10%が中退していることです。
特に留年を2度以上すると、中退者の割合が跳ね上がります。

想定よりも中退者が多く、多留生の割合は計算できませんでした。
世の中では、大学生の10人に1人が中退しています。
留年しても諦めずに大学に通っているあなたは、前を向いて頑張れてるということです。
何度留年したとしても、大卒は大卒。
留年分の学費を用意できるなら、卒業を目指すことを強くおすすめします。
もし学費面で親を頼れない場合は、本サイトで留年中の学費を稼ぐ方法も紹介しているので、参考にしてください。
⇒『留年費用を稼ぐ!?おすすめバイトと留年の減額措置』を読む
留年の体験談

大学生活について
留年生のほとんどが、大学内で気まずさや居心地の悪さを感じると思います。

実際、僕もそうでした。
でも、すぐに慣れます。
僕は留年前や留年直後に感じていた不安ほど、周りの目は気になりませんでした。
何故なら、ほとんど知り合いがいないからです。
最初こそきまずかったですが、途中で気付きました。
周りは誰も気にしていないと。

人より長く大学に通っているだけあって、単位数にも余裕がありました。
よって、大学に行く日数も少なかったです。
気まずいタイミングがあるとしたら、出席確認で学籍番号を書く時ぐらい。
その反面、同じ入学年の学籍番号を発見すると、勝手に仲間意識が芽生えます。

ちなみに、現役生は学籍番号なんて気にしてません。
就職活動について

留年生なら、就職活動の不安も大きいですよね。
結論から言うと、大丈夫です。
現役生と比べて多少は不利なものの、努力で挽回できる範囲です。

正しい方向にさえ努力していれば、
1度の留年ぐらい、ほとんどハンデになりません。
ただし、留年を2度以上している場合は、かなりの苦戦が予想されます。
それでも、大丈夫です。
僕がそうだったように、改善を重ねて就活を続ければ、なんとかなります。
大切なのは、最後まで絶対に諦めないこと。
留年海岸では、留年生の就活に役立つ情報も発信しています。
たとえば以下記事では、留年生に向いているスカウト型の就活サイトを紹介しています。
どの就活サイトを使うか迷った際の参考にしてください。
また、留年生向けの就活支援エージェントについても、以下記事でまとめています。
エージェントとは、完全無料で就活のプロが相談に乗ってくれる学生向けサービスです。

でも、なんで無料なの?

理由はシンプル。
エージェントが企業からの協賛金(スポンサー料)で成り立っているからです。
自分に合ったエージェントを利用すれば、満足な就活結果になりますよ。
- 企業の役員と直接会えるチャンス!
- 志望業界を決めるところから就活をサポート!
- 学歴よりもあなたの魅力を重視!
- 平均14日間で内定が出る!
- 書類選考がないから多留生向け!

一人で就活を続けるより、格段に選択肢が広がります。
内定に繋がる情報がすぐにほしい時は、参考にしてください。
⇒【留年生向け】内定が近付く、おすすめエージェント・ベスト5!を読む
まとめ
今回は留年して大学に在籍できる年数と、全国の留年生の割合についてお伝えしました。
- 留年しても大学8年までは在籍できる
- 全国の留年割合は18.4%
- 留年しても、なんとかなる
本記事の情報が、留年生のお役に立てば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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